こんにちは、鎌倉こどもミュージカルです。
今回は「習い事としてのダンス」の魅力と、私たち鎌倉こどもミュージカルでのダンスレッスンについてお話しさせていただきます。
私たちがどのようにダンスに取り組んでいるか、またその魅力を紹介します。
- 子どもたちの間でダンス人気が高まっている理由
- ダンス習い事を検討されている保護者様の不安や疑問
- ミュージカルならではのダンスの特徴
- 鎌倉こどもミュージカルのレッスン内容
- 未経験からでも安心して始められる環境
- お子様の可能性を広げるレッスン方法
- 保護者様のサポート体制
今、子どもたちの間でダンスが人気です
あなたは小学生の習い事人気ランキングをご存知でしょうか?
ベネッセによる2024年下期の「小学生が好きなスポーツジャンル調査」では「水泳」に次いで2位にランクインしているのが「ダンス」です。
この理由として、まずテレビやスマートフォンの画面で目にする機会が格段に増えたことが挙げられます。
アーティストのミュージックビデオはもちろん、様々な場面でダンスが取り入れられ、子どもたちの憧れの的となっています。
なぜダンスが選ばれているのか
ダンスが人気を集める背景には、いくつかの魅力的なポイントがあります。
まず、始めやすさです。特別な道具も必要なく、年齢を問わず誰でも気軽にスタートできます。
また運動が苦手なお子様でも、音楽に合わせて体を動かす楽しさから、自然と運動能力が向上していくという特徴があります。
子どもの習い事としてのダンスの特徴
リズムに合わせて体を動かすことは、バランス感覚や柔軟性を養うのに最適です。
また、全身を使う動作が多いため普段使わない筋肉も自然と鍛えられていきます。
ダンスは単なる体の動きではありません。
感情や物語を表現する手段として豊かな表現力を育むことができます。
これは学校生活や将来の社会生活でも大きな財産となります。
音楽のリズムに合わせて踊ることは、子どもたちにとって純粋な楽しみです。
その楽しさがモチベーションとなり自然と練習を重ねる意欲につながっていきます。
様々なダンスの中で輝くミュージカルダンスの魅力
近年、子どもの習い事としてのダンスは、その種類も選択肢も豊富になってきました。
それぞれのジャンルには特徴があり魅力的な要素がたくさんあります。
ですが、それらの要素はミュージカルのダンスレッスンの中にも凝縮されています。
各ジャンルと比較しながらミュージカルダンスの魅力を紹介していきます。
ヒップホップダンス
ヒップホップダンスの人気の理由は、リズミカルな音楽に合わせてかっこよく踊れる喜びにあります。
また以下のような魅力も人気の要因です。
- テレビやSNSで目にする機会が多い
- アーティストの振付を真似て踊れる
- リズム感が自然と身につく
- 個性的な表現ができる
- 発表会で披露する機会がある
ストリートダンス
ストリートダンスは、自由な表現と独特の世界観が魅力です。
- 自分らしい表現ができる
- アクロバティックな動きに挑戦できる
- 体力と筋力が自然と向上する
- ダンスバトルなどの交流がある
- グループでの活動が楽しい
チアリーディング
チアリーディングの特徴的な魅力は、
- 明るく元気な表現が身につく
- チームワークの大切さを学べる
- 体力づくりになる
- リズム感が養われる
- 笑顔で表現する楽しさがある
ミュージカルのダンス
前述のダンスカテゴリーの要素は、ミュージカルのダンスでも十分に得ることができます。
さらに一例として以下のような付加価値があります。
- 歌いながら踊ることで、より高度なリズム感が養える
- 様々な役柄を通じて多彩な表現方法を学べる
- 物語の中で踊ることで、表現の幅が広がる
- 集団での振付により、より豊かな表現力が身につく
- プロの振付師による指導で基礎から学べる
- 基礎的な体の使い方から丁寧な指導が行われる
- 本格的な舞台で披露できる
ミュージカルダンスだからこその総合的な成長
このように、ミュージカルのダンスレッスンは、他のジャンルの良い部分を包括しながら、さらに深い学びの機会を提供しています。
特に以下の点が、ミュージカルダンスならではの強みと言えるでしょう。
1.表現力の多様性
- 明るい表現から繊細な表現まで
- セリフや歌と組み合わさった総合的な表現
- 物語に沿った感情表現の習得
2.基礎力の向上
- 正しい姿勢や体の使い方
- 声と体の協調
- リズム感と音楽性
3.社会性の育成
- 異年齢との交流
- チームワークの重要性
- 責任感の醸成
4.本格的な環境
- プロの講師陣による指導
- 充実した練習環境
- 本格的な舞台での発表機会
このように、ミュージカルのダンスは、単なるダンスの習得以上の価値を提供できる場所なのです。
もちろん、それぞれのダンスジャンルには独自の素晴らしさがありますが、より総合的な成長を目指すなら、ミュージカルのダンスレッスンもぜひ選択肢の一つとしてご検討いただければと思います。
ミュージカルとダンスの深い関係
ミュージカルは「歌」「演技」「ダンス」の3つの要素が織りなす総合芸術です。
この中でもダンスは言葉では表現できない感情や物語の展開を、観客に伝える重要な役割を担っています。
ミュージカルに欠かせない3要素
歌で気持ちを歌い上げ、演技で感情を表現し、そしてダンスで心の高ぶりを表す…。
この3つが重なり合うことで、観る人の心に強く訴えかけることができます。
例えば「楽しい!」という感情一つをとっても、歌で表現するだけでなく、体の動きを加えることで、よりいっそう心に響くものとなります。
世界の名作ミュージカルが魅せるダンスの魅力
伝説的なミュージカル作品には、必ず心を揺さぶる印象的なダンスシーンがあります。
- ジェリクルキャッツたちの群舞シーン
- 猫たちの個性的な動きが織りなす幻想的な世界
- 「メモリー」での孤独な踊りが物語る深い感情
- 対立するギャングたちのダンスバトル
- 情熱的なラテンダンスが表現する恋の駆け引き
- 集団での迫力あるダンスシーンが描く街の空気感
- 「セルブロック・タンゴ」での6人の女性による表現
- 犯罪の動機を情熱的なタンゴで表現
- ジャズダンスとストーリーが融合した革新的な振付
- 「マスカレード」での華やかな群舞
- 仮面舞踏会の優雅さと不安が交錯する演出
- クラシカルな動きと現代的な表現の融合
ダンスがもたらす舞台の魅力
ストリートダンスやジャズダンスは、確かにその技術の高さや表現の自由さで観客を魅了します。
しかし、ミュージカルのダンスには「物語を紡ぐ」という特別な使命があります。
例えば「美女と野獣」の晩餐会シーン。
食器たちが繰り広げるダンスは単なるエンターテインメントではありません。
長い間城に閉じ込められていた彼らの喜びと解放感、そしてベルへの歓迎の気持ちが、あの楽しげな振付の中に込められています。
子どもたちの心を掴むミュージカルダンス
先ほど「美女と野獣」を例にお話ししましたが、なぜディズニー映画やミュージカル作品のダンスシーンは、子どもたちをこれほどまでに魅了するのでしょうか。
「アラジン」でのジーニーの軽快なステップ、「メリー・ポピンズ」での煙突掃除夫たちの屋根の上のダンス、「アナと雪の女王」でのオラフの愉快な踊り…。
これらのシーンを見た子どもたちは、思わず体を動かしたくなります。
それは、ミュージカルダンスが「言葉を超えた自己表現」だからです。
まだ言葉で自分の気持ちを十分に表現できない子どもたちにとって、体を動かして表現することは、とても自然で楽しい方法といえます。
ミュージカルダンスの特別な価値
一般的なダンスレッスンでは、技術の向上や表現力の育成が主な目標となります。
しかし、ミュージカルダンスにはそれ以上の特別な価値があるのです。
まず、物語を進行させる「ストーリーテリング機能」としての役割。
台詞や歌だけでは表現しきれない感情の機微や、登場人物の内面的な変化を、体の動きを通じて観客に伝えていきます。
例えば「怒り」という感情一つとっても、せりふで表現するよりも、力強い身体の動きを加えることで、よりいっそう説得力のある表現となります。
また、歌唱と演技を組み合わせた「総合的な表現力」も、ミュージカルダンスならではの特徴です。
歌いながら踊り、演じながら体を動かす。これは高度な技術を必要としますが、それを習得することで、豊かな表現力が自然と身についていきます。
さらに重要なのが「アンサンブル」の存在。個人の技術はもちろん大切ですが、それ以上に仲間との調和が求められます。この経験は、協調性やチームワークの大切さを学ぶ貴重な機会となるのです。
鎌倉こどもミュージカルのダンスレッスン
私たち鎌倉こどもミュージカルのレッスンは、毎週金曜日の夜2時間。
この限られた時間を最大限に活かすため、専門講師陣による計画的なカリキュラムを組んでいます。
週1回というペースは、子どもの学業や他の習い事との両立を考慮したものです。
この時間の中で、着実にステップアップしていける環境を整えています。
プロの講師による丁寧な指導
現在、ダンスレッスンを担当するのは井嶋理恵子先生です。昭和音楽芸術学院ミュージカル科を卒業後、数々の舞台で活躍されてきた実力派の指導者です。
「なんといっても怪我をしない事です」という井嶋先生の言葉通り、基礎となる体の使い方から丁寧に指導していきます。
年齢や経験を考慮したカリキュラム
レッスンの始まりは、ストレッチから。柔軟性を高め、体をほぐすことで怪我の予防にもなります。
続いて、リズム感を養うための基礎練習。音楽に合わせて簡単な動きから始めていきます。これらの基礎があってこそ、より複雑な振付にも対応できるようになるのです。
「練習を繰り返すことはもちろん大事ですが、アドバイスやみんなの良いところを観察して、取り入れながら練習すると、できることが増えていく」
井嶋先生のこの言葉には深い意味があります。
他の子と比べるのではなく、自分の成長に目を向けること。そして仲間の良いところを学び合える環境づくりを大切にしています。
ミュージカルのダンスの特徴は、一人で踊るソロパートよりも、みんなで息を合わせて踊るシーンが多いことです。
そのため、レッスンでも「仲間と合わせる」ことを重視します。
最初は難しく感じる振付も、みんなで励まし合いながら練習を重ねることで、次第に一体感のある素敵な踊りへと変わっていきます。
ベテランの団員が新入団員をさりげなくフォローしたり、休憩時間に自主的に練習を重ねたり…。
そんな温かい雰囲気も、私たちの誇れる特徴の一つです。
続く章では、実際にどんなダンスを踊るのか、具体的な例を挙げてご紹介していきましょう。
どんなダンスを踊るの?
ミュージカルのダンスは、物語やシーンに合わせて様々なスタイルを取り入れていきます。
基本的な動きから表現力豊かな振付まで、幅広いレパートリーを学んでいきます。
様々なジャンルに触れられる
物語の情景を表現するために、バレエの要素を取り入れた優雅な動きを学びます。姿勢の基本や、しなやかな体の使い方は、他のダンスの基礎にもなります。
台詞から歌へ、歌からダンスへと自然に移行する「つなぎの動き」も重要な要素です。感情の起伏に合わせて、体全体で表現する方法を身につけていきます。
公演作品によって変わる振付
例えば、民話がベースの作品では日本の伝統的な踊りの要素を取り入れたり、ファンタジー作品では大きな動きを使った表現的な振付になったりします。
メインキャスト、サブキャスト、群舞など、それぞれの役柄によって求められる動きは異なります。しかし、どの役も舞台全体の雰囲気を作る大切な存在として振付が組まれています。
こどもミュージカルのダンスを通じて育まれるもの
ミュージカルのダンスは、単に踊りの技術を習得するだけではありません。
さまざまな要素が重なり合うことで、子どもたちの心と体の成長を支えていきます。
体の使い方を学ぶ
レッスンの始めに行うストレッチでは、体の部位の名前や働きを自然と覚えていきます。
柔軟性を高めながら正しい姿勢も身についていきます。
けがを防ぐための体の使い方や、長時間踊っても疲れにくい効率の良い動きなど、日常生活でも役立つ知識が増えていきます。
リズム感の向上
音楽に合わせて体を動かすことは、自然とリズム感を養うことにつながります。
最初は音楽のテンポを掴むことに苦戦する子も、練習を重ねることで徐々に上達していきます。
このリズム感は歌唱力の向上にも大きく貢献します。
チームワークの大切さ
ミュージカルの舞台では、みんなで息を合わせて踊るシーンが数多くあります。
一人一人の個性を活かしながらも、全体としての統一感を作り出すことが求められます。
「自分のことだけでなく、周りの仲間にも目を配る」「遅れている子がいたら自然とフォローする」といった協調性が、練習を通じて自然と身についていきます。
表現することの楽しさ
ダンスを通じて、言葉では表現できない感情を体全体で表す喜びを知ります。
最初は恥ずかしがっていた子も、次第に表現することの楽しさに目覚め、自分なりの解釈で役を演じられるようになっていきます。
この「表現する楽しさ」は、学校の授業や日常生活でも活きてきます。
例えば、人前で発表する機会があっても堂々と取り組めたり、自分の考えを相手に伝えやすくなったりと、コミュニケーション力の向上にもつながっています。
次の章では、このような子どもたちの活動を支える環境について、保護者の方へ向けた情報をお伝えしていきます。
保護者の方へ-活動を支える環境について
お子様の習い事選びに際して、活動内容だけでなく、レッスンの時間帯や費用面、保護者の方々の関わり方など、様々な不安や疑問をお持ちかと思います。
ここでは、そんな気がかりな点について説明させていただきます。
レッスンスケジュールの特徴
基本となるレッスンは毎週金曜日、18:00〜20:00の2時間です。
この時間帯に設定している理由の一例として次の内容が挙げられます。
- 学校が終わってからゆとりを持って参加できる
- 週末の学習時間を確保できる
- 送迎のお時間が確保しやすい
会場は鎌倉市内および近隣の公共施設で行います。
駐車場完備の会場を優先的に使用し、保護者の方の送迎の負担を軽減しています。
費用面での安心感
入会金と月謝については下記の通りです。
- 入会金: 6,600円(税込)
- 月会費:13,200円(税込-兄弟割引あり)
- 他、台本・楽譜集など教材費がかかります
父母会のサポート体制
父母会(通称:ドリーム会)は、子どもたちの活動を支える重要な組織です。
ですが、過度な負担をおかけすることのないよう以下のような方針で運営しています。
- 入団後しばらくは、お子様のサポートに専念していただけます
- できる時にできる方が協力し合える体制
- 17年の実績から効率的な運営方法が確立
- 経験豊富な先輩父母からのバックアップ体制
父母会がどのような活動をしてるか詳しく解説したブログがございます。
見学・体験レッスンのご案内
実際の雰囲気を知っていただくため、見学や体験レッスンを随時受け付けております。
費用は無料です。見学の際は、稽古の様子はもちろん、保護者の方々の活動についても詳しく説明させていただきます。
私たち鎌倉こどもミュージカルは、お子様の成長を温かく見守り、保護者の方々にも安心してご参加いただける環境づくりを心がけています。
おわりに
私たち鎌倉こどもミュージカルの団員は、全員がダンスや演技の未経験からスタートしました。
最初は「踊れるようになるかな…」「人前で演技なんてできるのかな…」という不安を抱えていた子どもたちも、優しい仲間たちと温かい講師陣に支えられ、今では生き生きと舞台で踊っています。
私たちは2025年7月上旬に公演予定の「ミュージカル ロビンソン*ロビンソン」に向けて、すでに準備を始めています。
もし、お子様が少しでもダンスやミュージカルに興味をお持ちでしたら、まずは見学や体験レッスンにお越しください。
実際のレッスン風景をご覧いただきながら、不安な点やご質問にもお答えいたします。
新しい出会いを心より楽しみにしております。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。
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2025年7月上旬公演「ロビンソン*ロビンソン」の公演情報はこちらをご覧ください。
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