こんにちは、鎌倉こどもミュージカルです。
今回は「こどもの可能性を広げる鎌倉こどもミュージカル」というテーマでお話ししたいと思います。
「どうすれば子どもの感性を豊かに育めるのだろう」
「もっと自分を表現できる子に育ってほしい」
「協調性を身につけさせたいけれど、きっかけが見つからない」
など、そんな思いを抱えていらっしゃる保護者の方は少なくないと思います。
これらの想いを叶えることができる芸術活動、それこそが私たちが取り組んでいる『鎌倉こどもミュージカル』です。
- 子どもがミュージカルをやりたいと言い出した
- 保護者の皆さんとうまくやっていけるか心配
- 子どもの持つ可能性を見出し広げてあげたい
- 内向的な性格に悩むわが子に変わる機会を与えたい
情操教育の新しいかたち~ミュージカルが育む豊かな心〜
私たち鎌倉こどもミュージカルは、2007年の設立以来、一貫して「子どもたちの心を育てる」ことを大切にしてきました。
ミュージカルは、単なる技術の習得ではなく、心の成長をもたらす総合芸術です。
感性を育む三つの要素
この三つの要素が織りなすハーモニーは、子どもの感性を様々な角度から育んでいきます。
1. 歌うことで育まれるもの
- 自分の声で感情を表現する喜び
- 仲間と声を合わせる一体感
- 台詞(せりふ)に込められた気持ちの理解
- 呼吸を通じた感情コントロール
「最初は小さな声しか出なかった子が、半年後には堂々と歌えるようになる」…
これは、私たちがよく目にする成長の姿です。
それは単に声が大きくなったということではなく、自分に自信が持てるようになった証だと捉えています。
2. 踊ることで得られるもの
- 音楽を全身で感じ取る感性
- 仲間と呼吸を合わせる協調性
- 表現する楽しさの発見
- 達成感がもたらす自信
ダンスは、言葉では表現できない感情を体全体で表現する素晴らしい手段です。
踊ることが苦手な子も、実は誰もが持っている「表現する喜び」を少しずつ見つけて上達していきます。
3. 演じることで広がるもの
- 他者への共感力
- 想像力と創造力
- 感情表現の幅
- コミュニケーション能力
演技は、単にセリフを覚えて言うことではありません。その役になりきることで、違う立場の人の気持ちを理解する力が自然と育まれていきます。
学校では得られない、かけがえのない経験
学校教育ももちろん大切です。しかし、ミュージカルには学校では経験できない特別な学びがあります。
独自の学びの特徴
1. 一人ひとりが主役になれる場所
私たちの劇団では、全員が必ず舞台に立ちます。
たとえセリフが一言だけでも、その子にとってかけがえのない輝く瞬間があるのです。
2. 年齢を超えた深い繋がり
高校生から小学生まで、学年を超えた交流が自然に生まれます。
年上の子は年下の子の面倒を見ることで責任感が芽生え、年下の子は憧れの先輩の姿を見て成長していきます。
3. プロの指導者から学ぶ本物の表現
児童劇団「大きな夢」の専門講師陣による指導は、子どもたちに本物の表現を伝えます。
発声の仕方、体の使い方、感情の表現方法など、プロの技術と指導に直に触れることができます。
ミュージカルでの学びは、すぐに結果が出るものではありません。でも、だからこそ価値があるのです。
例えば、ある団員の女の子はこんな経験をしました
「最初は人前で話すことさえ怖くて、稽古場の入り口で泣いていました。でも、優しい先輩たちが根気強く声をかけてくれて…。今では学校の文化祭で堂々とステージに立てるようになりました」
仲間と育むかけがえのない絆
鎌倉こどもミュージカルの特徴の一つが、自然と育まれる温かな人間関係です。
先輩から後輩へ受け継がれる思いやりの心
- セリフが覚えられない後輩のために、休憩時間に一緒に練習してくれる先輩
- 踊りが苦手な子に、自主的に振付を教えてあげる仲間たち
- 本番前に緊張している子を、さりげなくフォローする優しさ
こういった温かなふれあいが、毎週の練習で自然と生まれています。
一つの目標に向かって成長する喜び
年に一度の定期公演。この大きな目標に向かって、団員全員が一丸となって努力を重ねます。
その過程で子どもたちは非日常的経験を積んでいきます。
- 自分自身や他の団員が自主練習を重ねる姿
- 互いに励まし合う様子
- 本番での達成感
- 観客からの大きな拍手
これらの経験が、かけがえのない思い出となり、大きな自信へとつながっていくのです。
実際の成長事例 ~子どもの可能性が広がる瞬間~
実際の団員たちの変化を紹介させていただきます。
自己表現が豊かに
人前で自分の意見を言うのが苦手だった娘が、クラスで積極的に発言できるようになりました。
先生にも<最近、表情が明るくなった>と言っていただけるようになりました。(保護者談)
リーダーシップの芽生え
合唱コンクールの指揮者に立候補したんです。以前だったら考えられないことでした。
ミュージカルで培った経験が、自信につながったのだと思います。(保護者談)
生活習慣の向上
- 自主的な時間管理ができるように
- 家族との会話が増加
- 目標に向かって頑張る習慣が定着
- 表情が豊かになったと家族からの談
実際のレッスン~基本週1回の本格的な指導~
「週1回2時間のレッスン」という基本システムは、子どもの普段の生活に無理なく組み込めるよう考えられています。
レッスンの特徴
基本となる3つの要素は次の通りです。
- 正しい発声法の習得
- 音程・リズム感の向上
- 表現力の育成
- 基礎作り
- リズム感の養成
- 表現力豊かな振付習得
- 滑舌・発声の基本
- 感情表現の練習
- キャラクター作り得
本格的な舞台づくりが育む深い学び
繰り返しになりますが鎌倉こどもミュージカルの特徴の一つが、プロの舞台スタッフによる本格的な舞台づくり。
子どもたちは、このプロフェッショナルな環境の中で多くのことを学んでいきます。
プロの舞台スタッフから学ぶこと
照明、音響、舞台美術、衣裳…。一流のスタッフたちが作り上げる舞台は、子どもたちに大きな刺激を与えます。
子どもたちが体験できること
- プロの仕事を間近で見る機会
- 舞台づくりの裏側を知る経験
- 本物の演出に触れる喜び
- 憧れの気持ちが芽生える
「初めて本格的な衣裳を着た時の子どもたちの目の輝きは、本当に特別なものがあります」と、担当の先生はおっしゃいます。
8ヶ月の成長物語
公演までの約8ヶ月間。この期間は、まさに子どもたちの大きな成長の物語となります。
稽古場での様子
- 最初は恥ずかしがっていた子が、少しずつ声が出せるように
- 踊りが苦手だった子が、休み時間も練習を重ねる姿
- 先輩に憧れて、自主的に台本を読み込む後輩たち
- 本番が近づくにつれて強まるチームワーク
子どもたちを支える保護者組織~ドリーム会の活動~
子どもたちの成長を支え、鎌倉こどもミュージカルの運営に当たる父母会の組織を「ドリーム会」と呼んでいます。
その名の通り、子どもたちの夢を支える存在です。
ドリーム会の活動内容
- 練習場所の確保
- 衣裳の管理とお手入れ・本番着付け
- 公演に向けての準備
- 広報活動
- 講師・スタッフ陣営への食事提供やフォローアップ
入団2年目の父母会メンバーは「最初は不安でしたが、経験豊富な先輩お母様方が丁寧にフォローしてくださり、すぐに馴染むことができました」と感想を述べています。
お子様の新しい一歩を応援します
最後に、ミュージカル教育をご検討されているあなたに「見学・体験レッスン」のご案内と、よくある質問にお答えいたします。
見学・体験レッスンについて
- 予約制・無料(お問い合わせフォームからご予約ください)
- 動きやすい服装で参加
- 保護者様の見学も歓迎
- 専任の父母会メンバーがお付き添いし質問タイムもあります
よくあるご心配と解決のヒント
Q:全く経験がないのですが大丈夫でしょうか?
A:はい、むしろそれが普通です。現在の団員も全員、未経験からのスタートでした。一人ひとりの成長に合わせて丁寧に指導していきます。
Q:人前で話すのが苦手なのですが…。
A:多くの子どもたちがそうでした。でも、仲間と一緒だから頑張れる。それが私たちの強みです。時間は掛かるかもしれませんが克服できる道筋をご用意しています。
Q:学校との両立は可能でしょうか?
A:週1回2時間のレッスンを基本としており、学業との両立を第一に考えています。むしろ、ミュージカルで得た自信が学校生活にも良い影響を与えることが多いようです。
おわりに
子どもたちの可能性は無限大です。その芽を伸ばし、花開かせるために、私たちは常に全力でサポートしていきます。
まずは、お気軽に見学・体験レッスンにお越しください。きっと、お子様の新しい一面を発見できるはずです。
さいごまでご覧いただきありがとございます。
それでは、また。
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