父母会インタビュー

小さい団員の成長とそれを支える経験豊かな団員の姿こそ「父母会」活動の原点と言えます。

タイムスケジュール通りに着付けを終わらせ、衣裳の身の回りが乱れず最後まで舞台で演じられるか…そんな気が気でないドキドキ感でステージを支えた衣裳担当だったひよりさんのお母さん。ミュージカルをやりたいという我が子の3年続いた強い想いを汲んで入団し、ミュージカルを楽しむ我が子を温かい眼差しで見守っています。

※このページでは劇団員の保護者で構成される「父母会」の活動内容を、メンバーへのインタビューで紹介します。

鎌倉こどもミュージカル父母会インタビューのひよりさん

ひよりさんのお母さん

現在のこどもの年代中学1年生
劇団在籍年数3年半
入団のきっかけとその時のお母さんの心境をお聞かせください
鎌倉こどもミュージカルにいる友人の公演を鑑賞したのがきっかけです。最高に素敵で、本人の「やりたい」という強い想いが湧き出ているのが分かりました。とはいえ、まだ幼く、熱い想いがいつまで続くのか分からなかったので、3年の時間を置いて気持ちの変化を伺ってみたんです。
その後本人に確認したところミュージカルをやりたいという思いに変化が無かったため入団を決意。とても嬉しそうだったので、今後の生活の一つとして楽しみとなりました。
父母会で担当されてるお仕事は何になりますか
昨年度は一般会計が中心となり、その他衣装係も兼任しました。
担当のお仕事や公演当日のお仕事で、とても大変だったエピソードや思い出がありましたら教えてください
衣裳係は公演の当日に団員の楽屋で、着付けや装飾品の取り付けなどのお手伝いに入ります。完璧なコスチューム状態でステージに送り出し、出番終了で楽屋に戻ってくるまで、全員の身の回りが整っているかが気が気じゃないんです。
昨年の演目(あまんじゃくの桜貝)は浴衣もあったので、タイムスケジュール上、着付けが間に合うかスリル満点でした。
その衣装でのお話を含めて大変な出来事を乗り越えられた「方法」はなんだったのでしょうか
衣裳担当は特にそうですが、団員たちの頑張ってる姿を真近で見ることができます。心配していた小さい団員たちが想像以上に成長していたり、経験ある団員たちがとても力を発揮してくれたりして、絶対に成功させてあげたい…と強く感じる「想い」なんだと思います。
昨年はコロナ禍の中の公演で、直前まで心配の中、当日全員出演が叶って、舞台に送り届けた後、涙が溢れました。
お母さんから見た「父母会」の印象を「一言」で教えてください
団員思いの頼もしいお母さんばかりで、とっても安心!
新しい仲間が入団し、父母会に参加されるお母様お父様に「一言」声をかけてください
「ステキだな…」と感じるな部分がいっぱいあると思うので、ゆっくりゆっくり楽しみましょう(笑)。
我が子のミュージカルアクターとしての成長をどのように感じていらっしゃいますか
初めは嬉し恥ずかしいこともあって、ステージに立つ事が精一杯だったのでは…と、今振り返るとそのように思います。
今は役の気持ちを考えたり、本当はもっとこうしたいなど試行錯誤してる様子がありますね。
家で子どもが自主練習をする場合、何かお手伝いされることはありますか
一緒によく歌います。ハモってくれるので気持ち良いです。脱線して違う歌を私が歌いだすこともあり、怒られています(笑)。
こどもがお母さんにミュージカルのことで相談を持ちかけることがありますか
年に一度、各地のこどもミュージカルが一堂に会して歌唱コンクールを行うイベントがあるのですが、そのエントリー曲を何にしようか?と毎年相談受けます。色んな案を出してはみますが、結局は本人が決めてます。
お母さんが個人的に感じる「鎌倉こどもミュージカルの長所と短所」を教えてください
長所は、みんな優しくて、頑張り屋さん、そしてミュージカルが大好き!
短所は、正直本当に思いつきません。団員が増えると活気に溢れ、全体のパフォーマンスにも膨らみが生まれてとても嬉しいので、今よりも増員となることを期待しています。
入団することで得ることができるものはどのようなものがあるでしょう?
こどもは、人前に出る事に少しずつ自信が出てきます。そしてみんなと歌うと最高の気分になると聞いています。
保護者は子どものやりたい事を精一杯応援できる喜びと、感情の変化や成長を感じられることに尽きるでしょう。
ありがとうございました

鎌倉こどもミュージカルでは新しい団員を募集しています。入団にオーディションは無く、団員全員がその年公演のキャストとして舞台に立ちます。本格的なステージは日頃体験することのない大きな喜びをこどもに与えます。
ご興味があれば、ぜひ無料の体験レッスン、または見学にお越しください。

入団の案内をくわしく見る