コロナ禍で退団が相次ぐ中、継続の情熱をたやさない残ったメンバーを応援しようと強く心に決心しました
コロナ禍で退団が相次ぎ、存続の不安にかられたというなおさんのお母さん。見学者や入団者の保護者対応を担い、父母会活動の隅々まで把握しています。それだけに劇団への愛着もひとしおとありコロナ禍の一件では強い危機感を感じたとのことです。ですが、同時に在留のメンバーの強いミュージカルへの情熱を感じた機会でもありました。
※このページでは劇団員の保護者で構成される「父母会」の活動内容を、メンバーへのインタビューで紹介します。
なおさんのお母さん
| 現在のこどもの年代 | 高校2年生 |
|---|---|
| 劇団在籍年数 | 9年 |
- 入団のきっかけとその時のお母さんの心境をお聞かせください
- お友達に誘われて、夏の公演を観劇しました。とても感動して入団したいと本人から言ってきました。
娘の姉が部活動で演劇部に所属していたこともあり、舞台に上がる経験と感動をぜひ体感させてあげたいと思いました。 - 父母会で担当されてるお仕事は何になりますか
- 体験に来て下さった保護者の方に、劇団の活動内容を説明しています。その他公演に向けて必要な準備を様々行なっています。
- 担当のお仕事や公演当日のお仕事で、とても大変だったエピソードや思い出がありましたら教えてください
- 年末に各地のこどもミュージカルが一堂に会し、各劇団で1曲づつパフォーマンス披露したり、各劇団代表の歌唱コンテストを行うイベントがあります。ある年に先生がイメージされた「団体パフォーマンスの衣裳」を保護者が作成することとなり、この作業はかなり大変でしたが、出来上がって、子供達の素晴らしいパフォーマンスを見た時、達成感を感じました。
- それ以外に大変な出来事があれば、乗り越えられた「方法」も合わせてお聞かせください。
- 一番大変だったのは、コロナ禍でレッスンが集まって出来なくなり、次々に団員が辞めていってしまった時です。それでも、先生方がオンラインレッスンをして下さったり、なんとか子供達のモチベーションを繋げようと心がけて下さったことは、本当に感謝しています。
なにより、周りのお友達が辞めていくなか、継続を選択した本人のミュージカルへの情熱が再確認でき、親としても、引き続きその思いを応援していこうと思いました。 - お母さんから見た「父母会」の印象を「一言」で教えてください
- どんな、父母会にも一長一短があると思いますが、学校とは違って、こどもが本心から活動したいことを親がバックアップしようという父母の熱意を感じます。こども達も成長するように、父母会もこうあるべきだ…とは思わずに、日々変化に対応してみんなが活動しやすい場になってほしいと思います。
- 新しい仲間が入団し、父母会に参加されるお母様お父様に「一言」声をかけてください
- 活動内容等、説明させていただくと「大変かな…」と、不安になることもあるかと思いますが、それを遥かに超える感動体験ができます。父母会の面倒なことはほぼテンプレート化され、ベテラン勢のバックアップも完璧ですので安心して足をお運びください。
- 家で子どもが自主練習をする場合、何かお手伝いされることはありますか
- 小学生の頃は、歌や振り付けの練習を見ていたりしましたが、高校生になった今では、お風呂から聞こえる歌声を楽しみにするぐらいになりました（笑）。
- お母さんが個人的に感じる「鎌倉こどもミュージカルの長所と短所」を教えてください
- 長所は、学校では体験できない特別な達成感を体験できるところです。
短所は、本格的な舞台をお客様に観ていただくために、時には劇団員同士でも意見が対立してしまったりもしますが、それを乗り越えることで、また団結力が深まることも多々あります。 - 入団することで得ることができるものはどのようなものがあるでしょう？
- 子供が得るものは「歌・ダンス・演技」のレッスンを通して、みんなで協力しながら成長できる所です。学校の場でも、ミュージカルのレッスンで得た経験は、人前で堂々と発言が出来るようになったり、音楽の授業では、歌を披露する機会なども多々あります。
親が得るものは、最近は学校等でもなるべく親の負担を軽減する傾向ですが、子供の輝けることを応援できる喜びを感じて欲しいです。振り返れば、必ず、あの頃は少し大変だったけれど楽しかったわ～と思えると思います。 - ありがとうございました
鎌倉こどもミュージカルでは新しい団員を募集しています。入団にオーディションは無く、団員全員がその年公演のキャストとして舞台に立ちます。本格的なステージは日頃体験することのない大きな喜びをこどもに与えます。
ご興味があれば、ぜひ無料の体験レッスン、または見学にお越しください。
